日程調整が終わり、時間が取れるとなったら次に心配することはお金の問題です。WWDCに参加するのには一体どれだけ必要なのでしょうか?必要なのはWWDCそのものへの登録費用、会場のある都市までの移動、宿泊費、食事代、お土産代などでしょうか。これらについて個別に見ていくことにしましょう。
登録費用。この金額は例年おおきな変動はないようです。'07年からは日本のApple Storeから日本円で購入できるようになっています。事前割引(例年4月末頃まで、'08年は5月9日まで。以後は+30,000円)で139,800円。その他、5人パック料金559,200円(同一社内かどうかなどの利用条件に制限はありません。友達5人で購入可能です。)で4人分の価格で1人無料のような割引料金があります。Premier会員の場合には1人分の参加権が付属していますので、追加費用はかかりません(395,800円)。Select会員への入会とWWDCへの参加を同時に行うことで若干割引になるサービスもあります。Select会員になるとシード権が手に入り開発中バージョンのOSが入手できたり、Mac本体が割引で購入できたりと多くのメリットがあるのでこの機会に入会するのもいいですね。185,050円で、通常年会費が56,800円ですので、11,550円お得です。
これら登録料金はApple Storeで購入できるので、クレジットカード以外にも銀行振込など多様な購入手段が使え、企業に所属している人にはありがたいですね。従来よりも参加しやすくなっているのではありませんか?
航空券&ホテルについてはグレードによって違いますが、例年アップル社が協力して近畿日本ツーリストが提供するツアーと、MOSAが用意するツアーがあります。サンフランシスコが初めての方などは安心して参加できるのでおすすめです。ツアー参加者も同じ開発者仲間なので一人で初参加の方などはここで仲間を見つけておくと現地でなにかと助かるかもしれません。
'08年の場合、同時期に大きなイベントがあるようで会場に近いホテルでは安価なプランがほとんどありません。その影響か、例年に比べてバリエーションが乏しいです。近ツリの場合、航空会社はノースウエスト。ホテルはヒルトンホテル。ヒルトンは、会場から徒歩10分程度で、ユニオンスクエアにも近くでも大通りからは奥まっているので騒々しくないとてもよいホテルだと思います。MOSAツアーは航空会社はユナイテッド、ホテルはザ・ウェスティン・セントフランシス。ホテル予約サイトなどで見ると、会場近くのリーズナブルのホテルは空きが見つからないので、ホテル探しで苦労したくない人もツアーがいいですね。参加人数が増えそうなのと、現地の事情から考えてツアーも早々に締め切ってしまいそうな恐れもあります。検討中の方はお早めに!
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8(日)〜15(日)
6泊8日
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7(土)〜15(日)
7泊9日 |
E-ticket追加料金 |
| 近ツリ |
245,000円
(88,000円) |
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115,000円 |
| MOSA会員向け |
248,000円
(105,000円) |
266,000円
(122,500円) |
111,840円 |
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括弧は1人部屋追加料金 |
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さて価格ですが、2人1部屋で6泊8日、245,000円(近ツリ、E-ticketなし)または248,000円(MOSA、E-ticketなし)、7泊9日、266,000円(MOSA、E-ticketなし)。ツインルームの利用でかなり割安ですので、誰々さんと相部屋希望というかたちで受け付けてくれますので、よく知った人と参加する場合はそのようにしたほうが安心できます。希望がなければ一人で参加している見ず知らずにひとと相部屋になります。気が合えば、その人と深く知り合うチャンスですが、相手によってはつらい一週間になるかもしれません。なるべく事前に知り合いを確保したいものです。シングルユースになると別途追加料金が必要です。またそれぞれ割安な追加料金でE-ticket付きにできます。
自己手配の場合は航空会社/ホテルの選択や購入方法によって費用の幅があります。ここでは、私の例を述べるにとどめますので、それを参考にしてよりグレードの高い場合の費用や、グレードを下げるとかもっと割安な購入方法を工夫するなどする場合の費用の目安にしてください。5〜6月頃の場合(GWにかからなければ)閑散期ということもあり、JAL/ANAの日系エアラインのエコノミー事前割引料金(正規格安チケット)で10万円前後になります。NWAやUA/TWAなどのエアラインをHISなどの代理店を使って予約するとさらに何割か安く買えます。韓国経由などでさらにもっと安くすませる人もいますが、オーバーブッキングなどで便の変更が必要になり帰国が何日も遅れるというトラブルもあるみたいなので、リスク覚悟でどうぞ。'06はお盆時期になってしまったため、JAL/ANAでは19万円前後とかなりの出費増となってしまいました。
※今年は原油高騰の影響で別途必要な諸費用が4万円前後となっているようです。
自己手配のホテルでは、会場に近いという条件で探すとMariott、Argent、Wなどの高級ホテルになってしまうので、少し離れたスタンダードホテルや割安ホテルを探すことになります(すぐそばにもMossarという古いホテルがありますが小さいのすぐ満室になっているようです)。徒歩10分以内のスタンダードホテルでHotel NikkoやHilton Hotelがありますので、値段を安く抑えるホテルを探すか、割高になっても上級のサービスの会場に近いホテルにするかのの価格の基準にしてはどうでしょうか?'05年6月はNikkoへの直接予約でインターネット割引料金は1部屋129ドルでした。'06年8月は179ドルしたのですが、楽天トラベルなどの代理店で丹念に調べると1部屋129ドルのものも見つかります。このあたりのホテルは1部屋あたりの料金なので2人以上になってもエキストラベットなどが必要なければ値段は同じです。前節で述べた家族でくる場合には自己手配の方が安くなるケースもでるかもしれません。少し離れた古いホテルでは79ドル程度からの部屋もみつかります。費用の目安にしてください。ホテルによってはサービス料金/電気代(数年前のカリフォルニア大停電以後、ホテル料金に追加されるようになりました)/消費税などを含まない料金を表示している場合があるので、予約時には注意しましょう。
※ツアーの節で述べたように、今年はホテル事情が厳しいです。少し離れた安いホテルか思い切ってフィッシャーマンズワーフなどからバス等で通う事も考える必要があるかもしれません。
6泊8日か、7泊9日かで違いも出ます。前者の場合、日曜日夕方日本を出発し日付変更線を超えて日曜日の朝にサンフランシスコに到着します。旅慣れた人や体力(と対応力)のある若者の場合、これでも十分でしょうが、時差ぼけ対応なども考えると日曜日一日休みがとれる土曜日出発をお勧めします。休暇や費用の制限がある場合には無理ですが。帰国はいずれも土曜日午前中発で日付変更線を超えて翌日曜日午後日本着になります)。
地方からの参加。東京・大阪周辺以外からの参加の場合、成田空港・関西空港までの移動費用も考えておかないといけません。ツアーの場合には同時に手配をしてくれます。また、サンフランシスコから成田は夕方の到着になりますので、地方によっては当日の移動がむずかしく帰国時にさらに余分に一泊考えておく必要があります。乗り継ぎなどよく調べてください。
食事代ですが、WWDC期間中に朝食と昼食が会場で提供されます。味と量について不満がなければ食事代は休日と夕食分だけ考えればよいので費用を抑えたい場合には助かります。またスペシャルイベントのある場合、ピザなどの軽食が提供される場合があります。平日の3日程度はイベントの食事でカバーできるのではないかと思います。平日に夕食2食+休日が最低限必要な食事でしょうか?朝昼はファーストフードで夜だけ30ドル位ですませると食事代は100ドル以内でなんとか収まります。
上記を合計すると、必要費用は40万円強でしょうか?
(近ツリツアー8泊360,000円、食事代100ドル×110円/ドル、燃料サーチャージ等4万円)
日程調整に協力してくれた同僚や家族のためのお土産費用も是非忘れないようにしましょう。翌年また参加するのであればそのお土産が有効に働くかもしれませんからね。
必須ではありませんが、自分のプロジェクトで困っているところやうまく動かないところはちゃんとサンプルコードを作っていくといいでしょう。現地の技術者とのやりとりは英語でしかできないことがほとんどですから、うまく問題を説明できないと解決につながりません。ですが、ちゃんとしたサンプルコードがあってほらほらこれがこうなってしまうと示せば相手も技術者です。英語では無理でもC言語で対話が成立してくれるのではないでしょうか?
現地で知り合った人に自分の製品をアピールしたい場合もあります。ノートパソコンは是非事前に用意したいものです。まだノートパソコンを持っていない人は是非購入して持っていきましょう。
忘れては行けないのは十分な空きパーティションです。'04にはTigerの'06のLeopardのDeveloper Preview DVDが配布されました。現地で入れですぐにどんなものか確認するためには十分な容量の空きパーティションが必要です。普段使っている環境に上書きインストールなんて猛者も時々見かけますが、自分の製品やメール環境が使えなくなると困ることもあります。空きパーティションに新規インストールできるようにしておいたほうが無難です。
インストールの設定にもよると思いますが、過去の例ではインストール時10GB程度必要なようです。年々OSのサイズも大きくなっており、安全のため20GB以上のスペースはあけておいた方がいいと思います。
そうそう、Developer PreviewのOSで自分の製品が動くかどうか試すためにも、自分のプログラムを持っていくことを忘れずに。